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台北市政府観光伝播局から台北市観光大使に委嘱された台湾出身のタレント、ビビアン・スーさんが7日、都内で開催された「久しぶり、台北!観光キャンペーン」記者発表会に出席し、ミニスカート姿で台北観光の魅力をアピール。「台北で待ってます。遊びに来てくださいね」と日本からの観光客増加に期待を寄せた。
台北市が手がける「久しぶり、台北!観光キャンペーン」は、台北の文化、グルメ、特産品等の観光資源に関する魅力ある情報を日本に向けて発信しようと、2024年にかけて多彩なキャンペーン・プログラムを予定しており、同市のイメージアップや観光振興促進のために、日本でも知名度の高くアジア全域で活躍している台湾出身のマルチタレント、ビビアン・スーさん(48)に台北市観光大使を委嘱した。

7日、都内で開催された「久しぶり、台北!観光キャンペーン」記者発表会の会見場に報道陣のフラッシュの浴びながら現れたビビアン・スーさんは、シックなワンピース・ミニスカート姿で美脚も露わに、「こんにちは!お久しぶりです。ビビアン・スーで~す」と笑顔であいさつ。
「今回、台北市の観光大使に就任しました。とっても嬉しいです。コロナ禍で3年、台北と日本の自由往来が禁止されたので、やっと今、日本のみなさんが台北に来ることができるので、すっごく嬉しいです。台北で待ってます。遊びに来てくださいね~」とアピール。
「久しぶりの日本語ですね」とはにかみつつも「この夏、台北市はいろんな企画があるので楽しいと思います。この記者会見が終わったらすぐ(航空)チケットを買ってください」と猛アピール。

会場内にいた台湾の4航空会社の担当者に即興でマイクを回し、各社5秒間PRの機会を設け、「ごめんなさいね。台本通りに行ってないですよね」と照れ笑いを浮かべつつも、台北市内の観光スポット紹介ではグルメ・ショッピングの魅力に続き、2020年9月にオープンした台北ミュージックセンター(台北流行音楽中心)などをピックアップし「素敵なアーティストがいつもここでライブをやっています」などとPR。同センター担当者にも5秒間PRの機会を設け、「私、ちゃんと宣伝しましたので、もしいつかここでライブをやるときは、値段を下げることできますか?」とディスカウント交渉を持ちかけたり、直後のフォトセッションでも、「写真撮った方は全員台北に来ないとダメですよ」と報道陣に交換条件を示したり、茶目っ気あふれる自由なふるまいで笑いを誘っていた。

1995年に日本での芸能活動を開始したビビアン・スーさんは、日本テレビ系バラエティー番組「ウッチャンナンチャンのウリナリ!!」で人気を博し、番組内企画でウッチャンナンチャン・南原清隆さん、キャイ~ン・天野ひろゆきさんと結成したユニット・ブラックビスケッツではボーカルとして活躍。98年のNHK紅白歌合戦にも出場した。
往時と変わらないスタイルや美貌に報道陣から秘訣を問われ、「ランニングを週に5回。 時間は長くなくても30分だけでも続けないとダメ。この年になったら運動はすごく大事なこと。楽しい心もすごく大事です」などと答えていた。
