注目ポイント
イタリアのクロセット国防相は、同国が2019年に西側主要国では唯一、中国の巨大経済圏構想「一帯一路」に参加したことについて、「行き当たりばったりでぞっとする決断だった」と当時の政権を批判。現政権は、対中関係を害することなく、いかに離脱するかを模索していると語った。
メローニ氏は先週、ホワイトハウスでバイデン米大統領と会談した後、イタリア政府が12月までに「一帯一路」に関する何らかの決定を下す必要があると発言し、近く北京を訪問することも明らかにした。
さらに、メローニ氏は7月29日、伊ニュース番組「TG5」とのインタビューで、イタリアが「一帯一路」参加国であるにもかかわらず、中国との貿易関係がG7の中で最も強い国でないことは「矛盾」だと指摘。「これは、(一帯一路に参加せずとも)良好な関係と貿易パートナーシップを築くことができることを示している」と強調した。
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