2023-08-01 政治・国際

「一帯一路」西側主要国で唯一参加のイタリア 伊国防相「中国との関係損なわず離脱を模索」

© REUTERS

注目ポイント

イタリアのクロセット国防相は、同国が2019年に西側主要国では唯一、中国の巨大経済圏構想「一帯一路」に参加したことについて、「行き当たりばったりでぞっとする決断だった」と当時の政権を批判。現政権は、対中関係を害することなく、いかに離脱するかを模索していると語った。

メローニ氏は先週、ホワイトハウスでバイデン米大統領と会談した後、イタリア政府が12月までに「一帯一路」に関する何らかの決定を下す必要があると発言し、近く北京を訪問することも明らかにした。

さらに、メローニ氏は7月29日、伊ニュース番組「TG5」とのインタビューで、イタリアが「一帯一路」参加国であるにもかかわらず、中国との貿易関係がG7の中で最も強い国でないことは「矛盾」だと指摘。「これは、(一帯一路に参加せずとも)良好な関係と貿易パートナーシップを築くことができることを示している」と強調した。

 

おすすめ記事:

失脚の中国・秦剛外相を堕とした不倫相手 才色兼備の香港テレビ局ジャーナリストとは

ウクライナ侵攻で国際社会から孤立したロシア  核で西側と対峙する北朝鮮に急接近するワケ


 


 

 

あわせて読みたい