2023-07-27 ライフ

台風5号、台湾南部や南東部が強風域に 苗栗以南の地域に陸上警報/台湾

注目ポイント

中度台風(台湾基準)台風5号は27日午前、台湾の南のバシー海峡を北北西に進んでおり、台湾南部や南東部が強風域に入った。

台風進路予想図(中央気象局提供)

(台北中央社)中度台風(台湾基準)台風5号は27日午前、台湾の南のバシー海峡を北北西に進んでおり、台湾南部や南東部が強風域に入った。中央気象局は苗栗以南の各地や東部・花蓮、台東、離島・澎湖、金門に陸上台風警報を出し、警戒を呼びかけている。

気象局によれば、台風5号は27日午前11時現在、台湾本島最南端ガランピ(鵝鑾鼻)の南西約200キロの海上にあって、時速17キロから24キロに速度を上げながら北北西に進んでいる。中心気圧は945ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は43メートル。

花蓮県全域や台東県の山地、南部・屏東県の山地では24時間雨量が500ミリ以上に達する可能性がある。北東部・宜蘭県では24時間雨量が350ミリ以上または3時間雨量が200ミリに達すると予想されている。

気象局の羅雅尹予報官によると、午後から夜にかけて南部地域では雨量が増加する。澎湖や金門でも雨が強まる見通し。28日には台湾本島の雨量は次第に減少するという。

(張雄風/編集:名切千絵)

 

 

あわせて読みたい