注目ポイント
鴻海は、同社とインド資源大手ベダンタグループの合弁会社が将来的には完全にベダンタ100%所有に変更され、鴻海と合弁会社は無関係になると表明した。現在、鴻海側は正式にベダンタに合弁会社の鴻海の名前を削除するように通知した。
最後に、鴻海がこのほど発表した2023年6月の売上高は4,228億台湾ドルで、前月比6.20%減、前年同期比19.65%減となった。第2四半期の売上高は1兆3,000億台湾ドルで、前四半期比10.94%減、前年同期比13.75%減であった。2023年上半期の売上高は2兆7,600億台湾ドルで、前年同期比5.25%減少した。
鴻海は第3四半期の見通しについて、すでに下半期のピーク期に入っているため、業務は徐々に勢いを増し、第3四半期は第2四半期に比べて成長するだろうと指摘、第3四半期の四半期成長率は過去2年間の水準を若干上回り、コロナ禍前と比較して、ほぼ同程度になると予想していると述べた。

(図表)鴻海精密工業 2023年6月期 売上高 概要