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(台北中央社)台湾では25日、中国軍の台湾侵攻を想定した定例演習「漢光39号」の実動演習が2日目を迎えた。北部の要所の一つ、新北市の八里ビーチでは防衛作戦訓練が行われ、M60A3パットン戦車などが投入された。
(台北中央社)台湾では25日、中国軍の台湾侵攻を想定した定例演習「漢光39号」の実動演習が2日目を迎えた。北部の要所の一つ、新北市の八里ビーチでは防衛作戦訓練が行われ、M60A3パットン戦車などが投入された。
台北市内を流れ、台湾海峡に注ぐ淡水河の河口に隣接する八里ビーチは、防衛の要の一つで、毎年の演習で防衛作戦訓練の重点とされる。
同地には、敵の攻撃から守るための掩体壕(えんたいごう)や塹壕(ざんごう)が設置されており、この日は周辺の防風林や高架橋も利用した訓練を実施。マシンガンやロケット弾で近距離の敵を、偽装網で隠したM60A3パットン戦車で遠距離の敵を排除した。
25日には東部・台東県の民間空港、台東豊年空港で軍用機の離着陸訓練も予定されていたが、中度台風(台湾基準)台風5号の接近を受け中止となった。