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訪台中の安倍昭恵さんは19日、北部・新北市五指山軍人墓地を訪れ、李登輝元総統の墓参りをした。

(台北中央社)訪台中の安倍昭恵さんは19日、北部・新北市五指山軍人墓地を訪れ、李登輝(りとうき)元総統の墓参りをした。あいさつでは「(安倍晋三元首相と李氏には)日台関係のために(空の)上から一緒に仕事をしていただけるのではないかなと思っている」と語った。
昭恵さんは、安倍氏が李氏を尊敬していたと説明。李氏は日本人以上に日本のことを理解し、愛し、日本の風習をしっかりと受け継いでいたとし、安倍氏とも多くの交流があったと明かした。
昭恵さんの墓参りに際し、当初は李氏の次女で李登輝基金会の安妮(あんじ)董事長(会長)が付き添う予定だったが、体調不良のため夫の頼国洲氏が同行した。
頼氏は、李氏が生前、安倍氏の度胸や勇気、決断力、実行力を高く評価していたと強調。李氏の曽文恵夫人も安倍氏を尊敬し、家族のように親しみをもって接していたと語った。
また李氏と安倍氏は空の上から、国を治めた経験について語り合い、笑みを浮かべながら私たちを見守っていると信じていると述べた。
(葉素萍/編集:齊藤啓介)