注目ポイント
AIT(米国在台湾協会)は今月6日、アメリカ独立記念日祝賀レセプションを開催し、蔡英文総統のほか、頼清徳副総統、侯友宜新北市長、柯文哲民衆党主席も出席し、3陣営の総統候補が珍しく合同で登場した。 蔡英文総統はスピーチで3候補に敬意を表し、「次期総統が誰になろうと、台湾と米国のパートナーシップは深化し続ける」と強調。AIT台北事務所のオウドカーク所長は、蔡英文総統の任期が来年に迫った今、"就任当初より更に素晴らしい台湾を目にするだろう"と述べた。
オウドカーク所長は続けて「米国の台湾支援は長期的で揺るぎない、党派を超えたものであり、米台間の民主主義、人権、自由に対する価値観が良好な関係の基盤である。 AITは台湾と協力して、自由でオープン、強靱で包括的なインド太平洋地域に向けた共通のビジョンを推進する」と強調した。

© 中央通信社
AIT(米国在台湾協会)は台湾と米国の国交断絶後に、ビジネス、文化、その他実務関係処理のための窓口として米国が設置した非営利の非政府機関である。 AITのローラ・ローゼンバーガー理事長は今年6月に2度目の台湾訪問を行い、3人の大統領候補者らとも対談し、米国が来年の台湾総統選でどの候補の側にもつかない、台湾の選挙に干渉する外部勢力に反対する、台湾の人々が誰を指導者として選んだとしても米国は協力を続けると明言した。