注目ポイント
今年上半期に台湾映画の興行収入1位に輝いたコメディー映画「僕と幽霊が家族になった件」(関於我和鬼変成家人的那件事)が来月10日から、動画配信サービス「ネットフリックス」(Netflix)で190を超える国・地域に向けて独占配信される。

(台北中央社)今年上半期に台湾映画の興行収入1位に輝いたコメディー映画「僕と幽霊が家族になった件」(関於我和鬼変成家人的那件事)が来月10日から、動画配信サービス「ネットフリックス」(Netflix)で190を超える国・地域に向けて独占配信される。主演のグレッグ・ハン(許光漢)は「このとてもネットフリックスらしい作品を応援して」とコメントを寄せた。
男性同士の「冥婚」を題材にした同作。グレッグとリン・ボーホン(林柏宏)が生死を超えた「夫夫」を演じた。警察官(グレッグ)が事件の捜査中、地面に落ちていた赤い袋を誤って拾ったことで、ひき逃げ事故で亡くなった同性愛者の青年(ボーホン)との冥婚を余儀なくされ、2人は力を合わせて事故の犯人を探すことになる―という物語が描かれる。台湾では今年2月に公開され、興行収入3億6000万台湾元(約16億1300万円)を挙げる大ヒットとなった。監督はチェン・ウェイハオ(程偉豪)。
ボーホンは「皆さんに冥婚文化を体験してもらい、その中のかわいらしさとクレイジーさを感じてもらえれば。作品の中で描かれる愛を全世界の視聴者がどのように読み解くのか楽しみにしています」と期待感を示した。
(王心妤/編集:名切千絵)