2023-07-10 台湾

総統府音楽会に一青窈 日本人学校の子どもたちと「ハナミズキ」披露/台湾

注目ポイント

日本の歌手、一青窈が台湾の総統府音楽会に出演し、高雄市の日本人学校の子供たちと「ハナミズキ」を歌った。今年の総統府音楽会は、台湾の音楽の独自性や多元性を伝えるために、国や言語、世代、業界をまたいだ出演者たちが招かれ、多彩なパフォーマンスが繰り広げられた。

総統府音楽会に一青窈 日本人学校の子どもたちと「ハナミズキ」披露/台湾=総統府のユーチューブサイトより

(台北中央社)総統府音楽会が8日夜、南部・高雄市の高雄流行音楽センターで開かれた。歌手の一青窈が出演し、同市の日本人学校の子どもたちと代表曲「ハナミズキ」を歌い上げた。

今年の総統府音楽会では台湾の音楽の豊かさや独自性、多元性を伝えようと、国や言語、世代、業界をまたいだ出演者たちが招かれ、多彩なパフォーマンスを繰り広げた。

一青はピンクのドレスで静かに登場。オーケストラの伴奏で台湾の民謡「望春風」を情感たっぷりに披露した後、子どもたちとハナミズキを歌った。ステージ後方の大型モニターには台湾と日本の交流を振り返る映像が映し出され、台日間の友好が表現された。

歌い終えた後、司会者に現在の心境を聞かれると、自身の父親が台湾人であることに触れた上で「おかえりなさいって言ってもらってるような気がしてとってもうれしかった」と笑顔を見せた。

(王宝児/編集:楊千慧)

 

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