注目ポイント
台湾の音楽賞「第34回ゴールデン・メロディー・アワード」(金曲奨)の授賞式が1日、台北市の台北アリーナで開かれた。

(台北中央社)台湾の音楽賞「第34回ゴールデン・メロディー・アワード」(金曲奨)の授賞式が1日、台北市の台北アリーナで開かれ、最高賞の年間アルバム賞にはウー・チンフォン(呉青峰)の「馬拉美的星期二」が選ばれた。
同賞は台湾を代表する音楽賞で、文化部(文化省)影視・流行音楽産業局が主催する。今年はアルバム1667件、作品数では2万4604件の応募があり、過去最多を記録した。
華語男性歌手賞はHUSH(ハッシュ)が「娯楽自己」で、華語女性歌手賞はA-Lin(アリン)が「LINK」でそれぞれ受賞した。共に歌手賞受賞は初。華語アルバム賞にはションザイ(熊仔、Kumachan)の「PRO」が輝いた。

歌手の欧陽菲菲は特別貢献賞は受賞し、ステージ上でトロフィーを受け取った。「歌とパフォーマンスはこれまでずっと私の夢でした。可能であれば、ずっと歌い続けます。決して諦めません」と今後も歌手活動を続けていくことを誓った。スピーチの最後には、台湾でドラマ「おしん」のテーマ曲に採用され国民的楽曲となった「感恩的心」のサビ部分をアカペラで披露し、割れんばかりの拍手と歓声を浴びた。
(名切千絵)
