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地対空ミサイル「ホーク」が正式に退役し、約63年間にわたり台湾の空を守ってきた。軍は、部品の調達が困難になったことから、他のミサイルへの置き換えを進めている。米国から調達したパトリオットや、政府系研究機関、国家中山科学研究院が開発した天弓などが配備されている。

(台北中央社)地対空ミサイル「ホーク」が29日、正式に退役し役割を終えた。1960年に導入が始まってから63年間、台湾の空を守り続けた。
部品の調達が困難になっていたことから、軍は他のミサイルへの置き換えを進めていた。米から調達したパトリオットや政府系研究機関、国家中山科学研究院(中科院)が開発した天弓が配備されている他、空対空ミサイル天剣2型やその陸上版である陸剣2型の運用も始まっている。
軍関係者によれば、29日午前、南部・台南で退役の式典が執り行われた。
(游凱翔/編集:楊千慧)