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女性芸能人2人がブラッキー・チェン氏によるセクハラ被害を告白。チェン氏はこれに対して法的措置を取ると発表し、妻のファンファンさんと共同で名誉棄損などで賠償金1千万台湾元の支払いを求める。郭源元さんの訴えについてはコメントを控えるとしている。

(台北中央社)タレントで台湾のプロバスケットボールリーグ「P.リーグ+」の執行長(CEO)を務めるブラッキー・チェン(陳建州)さんを巡り、女性芸能人2人が相次いで過去にセクハラ被害を受けたと告白した。これに対しチェンさんは事実無根だとし、一部で法的措置を取ったと明らかにしている。
被害を訴えたのは大牙さんと郭源元さん。大牙さんは27日、フェイスブックを更新し、2012年7月に番組収録のためチェンさんと香港に赴いた際、宿泊していたホテルの部屋でチェンさんに抱き付かれたり、付きまとわれたりしたと語った。
また郭さんは28日、過去にチェンさんのオフィスや自宅などでキスを強要されたり、抱き付かれたりしたとフェイスブックに書き込んだ。
大牙さんの告白を受け、チェンさんはマネジャーを通じて妻で歌手のファンファン(范瑋琪)さんと連名の声明を発表。大牙さんの投稿内容は事実ではないとし、名誉棄損などで賠償金1千万台湾元(約4600万円)の支払いなどを求める民事訴訟を起こしたと明らかにした。
郭さんの訴えについては「ありもしない指摘に対してはコメントを控える」とした。
(葉冠吟、黄巧雯/編集:齊藤啓介)
