注目ポイント
旧暦の5月5日と言えば台湾三大節句の一つ「端午節」です。今年は今日(6月22日木曜日)が端午節に当たります。各地の川でドラゴンボートレースが催され、町ではあちこちの店で種類豊富な中華ちまきが売られます。♪兄さんが背の丈を測ってくれるときに食べる日本のちまきとはずいぶん形も味も違います。今回は中華ちまきのあれこれを紹介しましょう。
最後に鹼ちまきを紹介します。鹼粽は「チェンツォン」と発音します。「鹼」はアルカリ性の意味で、アルカリ性の水で調理したことからこの名前がついたそうです。このちまきも他のと同じように笹で包んで蒸しますが、中華ちまきの中で唯一冷やして食べるちまきなのです。具はありません。砂糖をつけて食べます。

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端午の節句前後に台湾に来るチャンスがあったら、定番の中華ちまきだけではなく、今度は是非変わり種ちまきも試してみてください。台湾グルメの新たな発見があるかもしれませんよ。
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