注目ポイント
18日の国民投票でスイスの有権者は、2050年までに気候中立の実現を目指す連邦政府の目標を支持した。複数の研究によれば、化石燃料なしでも安定した国のエネルギー供給を保証できる。だがエネルギー転換の専門家は、行動を大きく変える必要があると指摘する。
2019年、英国は主要先進国で初めて、温室効果ガスの純排出量ゼロへの取り組みを法制化した。気候中立を法律で定めた国は、今回のスイスの国民投票結果を含めるとフランス、ドイツ、スペイン、デンマーク、日本、韓国など、合計26カ国になった。
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