2023-06-15 台湾

三村青森県知事、台湾・台北市を訪問 関係の継続に期待

注目ポイント

青森県知事の三村申吾氏が、任期満了前に台北市を訪問し、双方の関係継続に期待を寄せた。三村氏は教育訪問団を率いており、台北市政府教育局を訪問した。湯志民教育局長は、新型コロナ禍でも交流は中断せず、21年には教育交流協力に関する了解覚書を締結するなど、良好な関係を強調した。今後も交流が続く予定であり、友好的な関係が長く続くことが期待される。

三村青森県知事、台湾・台北市を訪問 関係の継続に期待

(台北中央社)任期満了のため28日で退任する青森県の三村申吾知事は13日、北部・台北市政府教育局を訪問し、今後も双方の関係が継続されることに期待を寄せた。

三村氏は教育訪問団を率いて訪台した。台北市の湯志民教育局長は双方の交流について、2018年の三村氏訪台以降、新型コロナウイルスの流行下でも中断することはなく、複数回にわたる文書のやりとりやビデオ会議などを通じ、21年には教育交流協力に関する了解覚書を締結したと良好な関係を強調した。

また今年からはリアルな交流が再開されるとし、7月に教育局が青森を訪問するとした他、10月と12月にも台北の高校2校が青森の高校を訪れ、来年1月には県立弘前工業高校が台北の高校を訪ねると明らかにし、今後も友好的な関係は長く続くと語った。

三村氏は中国語で「謝謝」(ありがとう)と感謝の意を伝え、5期20年に及ぶ任期の間に台湾各地の32校と関係を築いたと成果を振り返り、日本と台湾の友好関係を深く感じたと述べた。

(陳昱婷/編集:齊藤啓介)

 

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