注目ポイント
日本産の花は品質と美しさでは群を抜いているが、台湾では流通量が少なく“高嶺の花”だ。その魅力を知ってもらうために日台の花関係者ができることとは。
私もお客様に一番近い存在である花屋として彼らに協力したり、アドバイザーとして意見を述べたりしている。また、私の店では日本産の花をなるべく取り入れ、お客様に紹介している。高価だがやはり品質と美しさでは群を抜いているため、予算があり一際目立つ花を贈りたいというお客様には積極的に薦めている。最近では季節の花が人気で、今でいうとクレマチスや日本品種の向日葵がよく売れている。

品質の良い日本産の花を贈れば、受け取った側も日本産の花を知ることができ、より花に興味を持ってもらうきっかけになる。多くの台湾人に日本産の花の魅力を知ってもらえれば、日本産の花の消費量、流通量も上がる。そうなればより買い求めやすい価格で販売することが可能になる。こういった好循環を作るためにも、日台の花関係者が一丸となって、さらなる普及に取り組む必要があるだろう。

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