注目ポイント
文具店で定番アイテムとなったマスキングテープ。台湾でもかわいらしいデザインのご当地マステをたくさん目にすることができます。台湾限定マステを集めてきたというkeiko在台灣さんが、コレクションの数々を紹介。
大家好! keiko在台灣です。
みなさんは、マスキングテープを使ったことはありますか? 塗装や絵を描く時に、色をつけたくない部分を保護するために使われる粘着テープで、貼っても簡単に剥がせるため、手帳やポストカードをデコレーションしたり、直接書き込めないものにメモを書いて貼ったりできる万能アイテムです!
文具好きな方にはお馴染みの“マステ”はデザインもさまざまで、日本だけでなく台湾でも大人気商品なんですよ。

数年前、マスキングテープのイベントが日本各地で行われていたころ。台湾の友人から「日本限定のマスキングテープを買ってほしい!」とお願いされたことがありました。台湾でもイベントが度々開催され、台湾限定デザインがたくさん販売されており、私もよく購入していましたよ。
今では台湾の文具屋さんでも、台湾らしいデザインのマステが購入できます。なかなかマニアックなデザインもあるので、今回は私が集めてきた台湾のマステコレクションを紹介したいと思います。

たくさんのコレクションの中から、今回は「食べ物系」をまとめてみました。上の写真右端の番号順に、モチーフの解説をします。①から③のバナナ・レモン・パイナップルのフルーツシリーズは、台湾で果物が出荷される際に使われる段ボールがモチーフのようです。ちょっとレトロで可愛いですよね。

④のイラストはパパイヤ。パパイヤといえば、台湾の定番のドリンク「木瓜牛奶(パパイヤミルク)」。ドリンクスタンドでは、パパイヤと牛乳をその場でミキサーにかけたものを購入できます。日本ではなかなか飲めないので、台湾でぜひ飲んでもらいたいドリンクです。
⑤のマスキングテープは、臭豆腐がお皿に載っているイラストが目を引きます。「Stinky Tofu」とは、臭豆腐の英語の呼び名です。日本ではそのにおいが注目されることが多いですが、台湾では日本でいう納豆のように日常の食べ物。マスキングテープになるくらいポピュラーなのです。
⑥には「fried chicken」と書かれています。イラストを詳しくみると、雞排(台湾の大きくて平たい唐揚げ)ではなく、鹽酥雞(スパイシーなひと口唐揚げ)のようです。細長くてプチプチがついているイラストは、イカのゲソでしょうか。
⑦は台湾の定番ご飯。豬血糕(豚の血ともち米を混ぜて固めた食材)や蚵仔煎(牡蠣オムレツ)などが可愛く描かれています。ちまきの隣のチューブはソースを入れた容器ですね。