注目ポイント
蔡英文総統の上級顧問は今週、台湾は将来、マッカーシー米下院議長の訪問を歓迎するとし、中国が台湾の米国との関係を一方的に制限する〝レッドライン〟を認めないと明言。台湾有事を回避するためには、台湾海峡の平和と安定を現状維持することの重要性を説いた。
「台湾が攻撃された場合、攻撃されるのはTSMCではない。台湾が封鎖されたり、攻撃されれば、台湾の製造が停止し、TSMCの半導体輸出が困難になることが考えられる。そうすれば世界経済に取り返しのつかない大きなダメージを与えることになる」とし、経済安全保障の問題だと指摘した。
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