注目ポイント
欧米と同様に6月が卒業シーズンの台湾。新しい門出を華やかに祝うフラワーギフトも、春の花を中心にアレンジする日本とは異なる。卒業式が行われる学校の周囲に花屋が臨時出店する光景も、台湾の卒業シーズンの風物詩だ。
台湾ならではの卒業式の光景として、花屋が学校の前に露店を出すことがある。無許可の露店販売は違法で、本来なら警察の取り締まり対象になるが、台湾の警察は日本の警察と異なり寛容な部分も多く、おとがめもない。良くも悪くも台湾らしいところであろう。
出店している花屋は、老舗の花屋や学校と関連がある花屋が多く、卒業シーズンだけ花屋として営業する個人の販売者もいる。学校の前でたくさんの花が売られている光景は、台湾の風物詩として根付いており、台湾人にとっても露店で買った花をプレゼントすることは、卒業式における貴重な思い出となっているようだ。
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