2023-05-27 経済

台北ドーム、年末に仮開業 1万5000人以下の試合でテスト/台湾

注目ポイント

台北ドームは、台北市内に建設中の多目的施設であり、年内に仮開業が予定されている。仮開業前には、観客数1万5000人以下の野球の試合を開催し、テストを実施する予定である。台北ドーム園区はスタジアムに加え、ショッピングモール、オフィスビル、映画館、ホテルの計5つの建物からなり、スタジアムの最大収容人数は4万人である。現在、アジア野球選手権大会の実施を予定しており、その実現に向け、市は大会関係者と話を進めている。同大会は11月ごろ、台湾で開催される。台北ドームは、2012年に工事が開始されたが、14年末に市長に就任した柯文哲氏に安全性を問題視され、15年5月から約5年間工事が滞っていた。

台北ドーム、年末に仮開業 1万5000人以下の試合でテスト 台湾

(台北中央社)台北市内に建設中の多目的施設、台北ドーム(台北大巨蛋)は、年内の仮開業が予定されている。ドーム準備処は12月末までに観客数1万5000人以下の野球の試合を開催し、テストを実施するとしている。

同市議会交通委員会は20日までに、ドーム営業時の交通維持計画などについて討議した。

台北ドーム園区はスタジアムに加えショッピングモール、オフィスビル、映画館、ホテルの計5つの建物からなる。同準備処の陳世浩副執行長(CEO)によれば、スタジアムの最大収容人数は4万人。

陳氏は、仮開業の時期は12月より前に始まる可能性があると言及。現時点では、アジア野球選手権大会の実施を予定しており、その実現に向け、市は大会関係者と話を進めている。同大会は11月ごろ、台湾で開催される。

台北ドームは2012年に工事が開始されたが、14年末に市長に就任した柯文哲(かぶんてつ)氏に安全性を問題視され、15年5月から約5年間工事が滞っていた。

(劉建邦/編集:荘麗玲)

 

あわせて読みたい