2023-05-26 観光

カップルも家族も仲良く朝食バイキング!? SNSで話題の昭和ラブホ愛好家が、遊園地さながらの“台湾ラブホ”を初訪問!

注目ポイント

「回転ベッド」や「全面鏡張り」のような昭和の薫りが漂う日本各地の「昭和ラブホ」を巡り、ツイッターやインスタグラムで魅力を発信している平成生まれの昭和ラブホ愛好家、ゆななさんが台湾のラブホテルを初訪問。日本のラブホ文化の影響を強く受けながら、「ラブホ=カップル利用」という固定観念を軽々と飛び越える多様性にあふれた台湾ラブホの世界を案内する。

朝食を食べ終わり部屋へと戻るついでに、気になるほかの階にも寄ってみた。従業員曰く、こちらの7階はビジネス利用専用となっているようだ。

ビジネス利用専用とはいえ、煌びやかなラブホ要素がビシビシと伝わってくる。

7階のロビーには噴水のオブジェがあった。なんともおしゃれ。

私が宿泊した部屋にもあった木馬をここでも発見! ボタンがあったので押してみたが動かないようになっていた。

 

予約は一般のホテル予約サイトからでも可

さて、ホテルへの入室方法も紹介しておきたい。

建物正面の車用の入口を通り、日本のガレージ式のラブホのように車を止めて、そのまま部屋へと入室できる。プライバシーがきちんと保たれているためお忍びデートでも最適。

怪しげな照明の色、ここがラブホだということを実感させられる。でもなんだか近未来的な雰囲気もある。

徒歩で来た場合、まずはフロントで従業員とやり取りをする。

日本のフロント式のラブホには仕切りがあり、従業員と客の互いの顔が見えないように配慮されていることが多いが、台湾ラブホはこういったところもオープンで、普通のビジネスホテルのように互いの顔が見えるようになっている。フロントがあるスペースもすごくお洒落で、一見「ここは高級ホテル?」と見間違えてしまいそう。

どうやってこのホテルの存在を知ったの?と思っている方もいるだろう。日頃、昭和ラブホを巡るときにも参考にしているラブホテル検索サイト「ハッピーホテル」で台湾ラブホ特集ページを見つけ、このホテルの存在を知った。

ラブホだが「アゴダ」や「エクスペディア」といったホテル予約サイトでも予約できる。もちろんホテルの問い合わせページや電話でも予約可能だが、残念ながら私は中国語も英語もできないため、エクスペディアで予約をして台湾へと旅立った。

今回は事前にホームページで木馬のある部屋を見て、入室しようと狙っていた。せっかく台湾ラブホに行くなら何が何でも目当ての部屋に入りたい!という思いが強く、翻訳機能を駆使して部屋を指定できるか交渉してみようと思い、チェックイン時間より早めの昼頃にホテルを訪ねてみた。そしたらなんと、たまたまフロントにいた従業員が日本語を話せるという、とてもラッキーな展開に。

「木馬のある部屋希望」と伝えて事前に部屋をキープしてもらい、無事に入室できたというエピソードがある。

内装はもちろんのこと、アメニティやカラオケといった日本のラブホでも人気なサービスが台湾ラブホもしっかり取り入れていて、日本のラブホ文化を改めて誇らしいと感じた。

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