注目ポイント
日本と台湾を舞台に活動してきたシンガーソングライター真氣(MAKI)のサロンコンサートが3年ぶりに再開されることが決まった。5月26日夜、東京都渋谷区の恵比寿アートカフェフレンズを舞台に開かれ、新曲も披露される。
真氣は栃木県足利市出身。澄んだ歌声に定評があり、「サルルンカムイ~湿原の神~」(VAPレコード)などの楽曲で活動。東日本大震災で台湾から世界最高額とされる約200億円もの義援金が被災地に寄せられたことをきっかけに台湾との縁を深め、日台親善コンサートの舞台に立ったのをはじめ、得意の中国語を活かし、台湾のテレビドラマ「我愛你愛你愛我」(恋してる♡愛してる)で女優としても活躍してきた。
2014年3月11日に台北で開かれた追悼・感謝行事「311東日本大震災三周年追悼・感恩会」では、式典会場で日台の要人を前に自身初の中国語オリジナル曲「從心底謝謝你」(心からありがとう)も披露。
また釧路市観光大使、釧路観光タンチョウ大使、とかち観光大使、網走市観光大使、あしかが輝き大使などとして日台の交流に尽力し、釧路市動物園が2011年に台北市立動物園へタンチョウのつがいを無償貸与した事業などにも関わってきた。
国内では2020年初めまで定期的にコンサートを開催してきたが、コロナ禍を受け、以後約3年間、本格的な舞台活動から遠ざかっていた。

再開ステージは「Singer song writer 真氣Salon Concert 2023」と題し、東京都渋谷区恵比寿南1-7-8(JR恵比寿駅西口)のライブスペース「恵比寿アートカフェフレンズ」(℡03・6382・9050)で5月26日(金)午後6時開場、同7時半開演。
自身の代表曲「サルルンカムイ~湿原の神~」をはじめ新曲「旅立ちの前に」「玉蘭花」や、テレサ・テン生誕70周年を記念して「時の流れに身をまかせ」などのカバー曲も披露する。(ピアノ・遠山裕)

6月25日には栃木県足利市、7月12日には北海道帯広市、同13日には釧路市、同14日には網走市でもコンサート開催が決定しており、ボイストレーニングを重ねる真氣さんは「長いトンネルでしたが舞台での活動が制約された分、新たな楽曲に全力を投入しました。3年間の思いを乗せて歌います」と意気込んでいる。
料金4000円(+ワンドリンク500円)。問い合わせは「恵比寿アートカフェフレンズ」(℡03・6382・9050)へ。
