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南部・台南市楠西区で4日、日本向けパイナップル33.6トン分が出荷された。同市の黄偉哲(こういてつ)市長はこの日開かれた関連の記者会見で、安定した品質や生産量を維持するための取り組みを強調し、日本市場で高い名声を築きたいと語った。

(台南中央社)南部・台南市楠西区で4日、日本向けパイナップル33.6トン分が出荷された。同市の黄偉哲(こういてつ)市長はこの日開かれた関連の記者会見で、安定した品質や生産量を維持するための取り組みを強調し、日本市場で高い名声を築きたいと語った。
黄氏は台南産パイナップルについて、新鮮で高品質だとした上で、台湾の消費者だけでなく、日本の人々にも深く愛されているとアピール。今後はマンゴーの季節になるとし、民間や流通業者、農家の協力を通じて台南の良質な農産品を世界に届け、長期的に販売されるようにしたいと期待を寄せた。
同市政府の報道資料によると、今回日本に輸出されたパイナップルはコンテナ2個分で、1個は大阪に送られる他、もう1個は長野県と群馬県で店舗を展開するスーパーのツルヤに配送されるという。
(張栄祥/編集:齊藤啓介)