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米ウェストバージニア州の台北事務所のテープカット式典が27日、市内で開かれた。同州のクレーグ・ブレア副知事は台湾と長期的な関係を構築できることに喜びを示し、防衛産業を協力の重点分野の一つとする方針を示した。

(台北中央社)米ウェストバージニア州の台北事務所のテープカット式典が27日、市内で開かれた。同州のクレーグ・ブレア副知事は台湾と長期的な関係を構築できることに喜びを示し、防衛産業を協力の重点分野の一つとする方針を示した。
同州の台北事務所は昨年9月に設置された。式典には同州からブレア氏の他、ロジャー・ハンショウ州議会下院議長や州幹部らも出席した。
ブレア氏は、防衛や航空宇宙、金属、重工業、自動車、化学の各産業はウェストバージニア州が台湾との連携深化を望む重点分野だと紹介。防衛分野での連携については、まずはシンクタンクの相互訪問によってどのような連携の機会があるのか探っていきたいと話した。
現在、米国の13州とグアムが台湾に事務所を置いている。これに加え、バージニア州も貿易事務所の開設を計画している。
(黄雅詩/編集:名切千絵)