注目ポイント
台湾鉄路管理局が運行する豪華観光列車「鳴日厨房」が、ドイツのデザイン賞「iFデザインアワード2023」で、最高賞の「iFゴールドアワード」とサービスデザイン部門の「iFデザインアワード」を獲得した。同列車を運営するライオントラベルによると、旅行と飲食、輸送のサービスとホテルのスタンダードを融合させ、動く列車内で豪華なライフスタイルを実現したことが評価されたという。

(台北中央社)台湾鉄路管理局(台鉄)が運行する豪華観光列車「鳴日厨房」が、ドイツのデザイン賞「iFデザインアワード2023」で、最高賞とされる「iFゴールドアワード」とサービスデザイン部門の「iFデザインアワード」を獲得したことが18日までに分かった。
同列車を運営するライオントラベル(雄獅旅遊)が明らかにした。台鉄が運行する別の観光列車「藍皮解憂(憂さ晴らし)号」もサービスデザイン部門の「iFデザインアワード」を受賞した。
同社は「鳴日厨房」の受賞理由について、旅行と飲食、輸送のサービスとホテルのスタンダードを融合させ、動く列車内で豪華なライフスタイルを実現したことが評価されたと説明。今後も生活の美学と五つ星のサービスをつなげ、旅行のソフトパワーを向上させるだけでなく、「台湾の光」にさせるとの方針を示した。
「鳴日厨房」は2022年3月に運行を開始した。「移動する五つ星レストラン」をコンセプトに、車窓からの風景を楽しみながら、豪華なコース料理に舌鼓を打てる。
(余暁涵/編集:齊藤啓介)