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台湾の学校給食で、台湾産パイナップルが使われるようになり、鳳梨産業策略聯盟は20校で100トンのパイナップルが消費されていると発表した。来年は300トン分が50校で使われ、国軍でも使用される予定。自動皮むき器も展示され、パイナップルの料理は酸味と甘さがあり、調味料を減らせると強調された。

(台北中央社)台湾の学校給食で台湾産パイナップルが食材として使われるようになった。パイナップル産業の戦略的提携を促進する団体「鳳梨産業策略聯盟」は18日、北部・台北市で記者会見を開き、今年は20校で100トン分が消費されていると発表した。
行政院(内閣)農業委員会農糧署の胡忠一署長は、来年には300トン分の国産パイナップルが50校で使われると指摘。学校だけでなく、国軍でも旬の良質な食材として使用を促すと語った。またバナナも収穫の最盛期を迎えているとし、スーパーや量販店などとの協力で国内販売を強化していると述べた。
会場ではパイナップルの自動皮むき器が展示され、10秒足らずで皮をむく様子が披露された。胡氏は早いだけでなく、果肉を多く残せると利便性をアピールした。
関係者はパイナップルを使った料理について、酸味と甘さがあり、調味料の使用を減らせるとし、スペアリブの甘酢あんかけやスペアリブのスープに合うと強調。加熱調理したパイナップルは食べやすくなり、色も鮮やかで食欲をそそると語った。
(楊淑閔/編集:齊藤啓介)
影片來源:中央社生活組