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2023-04-15 観光

新北メトロ三鶯線の日本製車両 実車の写真初公開

注目ポイント

台湾北部・新北市で建設中の新北メトロ(MRT)三鶯線で使われる日本製車両の実車の写真が13日、建設を担う新北市政府捷運工程局のフェイスブックで初めて公開された。

新北メトロ三鶯線の日本製車両 実車の写真初公開(新北市捷運工程局提供)

(新北中央社)北部・新北市で建設中の新北メトロ(MRT)三鶯線で使われる日本製車両の実車の写真が13日、建設を担う新北市政府捷運工程局のフェイスブックで初めて公開された。同局は、組み立てはおおむね完成し、検査などが行われた後、台湾へ輸送する日にちを決めると今後の予定を明らかにした。

同線を巡っては2016年に日立製作所などが建設プロジェクトを受注。日本で車両の製造が行われていた。同局の鄭智銘代理副局長によると、検査を行い、問題がないことが確認された後に量産が可能になるという。

先頭車両は20度の角度が付いた流線型で、大型の窓を設置し、車内からの良好な視野を確保した。2両1編成で定員は330人。50人分の座席がある。29編成が導入される予定で、無人運転を行う。

同局によれば、三鶯線は台北メトロ板南線頂埔駅(土城区)と鶯桃福徳(鶯歌区)約14キロを結ぶ。工事進捗率は69%で、2025年の完成を予定しているという。

(高華謙/編集:齊藤啓介)

 

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