注目ポイント
台湾の航空機メーカー、漢翔航空工業は11日、米ゼネラル・エレクトリック(GE)の航空事業GEエアロスペースと航空機エンジン「LEAP」の主要構成部品の製造で10年契約を結んだと発表した。

(台北中央社)台湾の航空機メーカー、漢翔航空工業は11日、米ゼネラル・エレクトリック(GE)の航空事業GEエアロスペースと航空機エンジン「LEAP」の主要構成部品の製造で10年契約を結んだと発表した。契約金額は350億台湾元(約1530億円)を超える見通し。
同社の胡開宏董事長(会長)が先日、オハイオ州シンシナティのGEエアロスペース本社を訪れ、契約書に調印した。契約期間は2026年から35年まで。契約履行期間中は物価の上昇や交渉によって価格を引き上げることが可能だとした。
LEAPエンジンはエアバスの「A320neo」やボーイングの「737MAX」などの旅客機に採用されている。漢翔は今回の契約について、同社の製造技術や管理システムが信頼されている証しだとしている。
(頼言曦/編集:名切千絵)