注目ポイント
何十にも上る日台間の姉妹鉄道協定の中でも、もっとも古いのが大井川鐡道と阿里山森林鉄道による締結。100年近い歴史を誇る大井川鐵道は、台湾人観光客の間で知名度は少ないものの、周辺には台湾人ウケしそうな魅力的な観光地がいくつも点在している。台湾出身の筆者が特に面白いと感じた観光スポットを前後編で紹介する。
「#自己中心型人間」…うーん、なかなかに辛辣。しかもかなり的を得ている。「#考えすぎず心の中をからっぽに」とありますが、そもそも日頃から心も頭もからっぽなのが見抜かれているようです。恐ろしや。
柱には「か」のお茶が容量別に陳列されていて、購入することもできます。とはいっても、味も知らないまま買うのはちょっとためらわれるところ。特にお茶にうるさい台湾人は、味見をしてから購入の判断をするのが一般的です。そんな需要に応えたのがこの自販機!

ここでは緑茶診断でオススメされたお茶を自分で淹れる、お茶淹れ体験ができるんです。しかもワンコイン(500円)でオシャレなボトルも手に入っちゃいます。実際の体験の流れは以下の通り。



お手ごろな値段でサクッと体験でき、かつ自分へのお土産もゲットできるので、旅の思い出にちょうどいいかもしれませんね。
実は台湾でお茶を買う時は、大抵タダで試飲ができます。なので最初、台湾人観光客はこの「お金を払って試飲する」スタイルに抵抗感が生じるのでは?と心配していました。しかし、自分の手を動かす体験は思いのほか楽しく、またボトルがついてくるという「お得感」は簡単にその抵抗感を払拭していきました。一連のサービスの多言語対応ができれば、台湾人はもちろん、各国からのインバウンドは瞬く間に増加するかと思います。

今回は大井川鐡道の2駅に焦点を当ててみましたが、大井川鐡道周辺には、まだまだ紹介しきれていない魅力がたくさんあります。残念ながら実際に乗車することは叶わなかったものの、鉄道そのものの魅力もきっとあるはず。それは、ぜひあなたの目で確かめてみてください!
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