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台湾の蔡英文総統が米西部時間5日午前、米ロサンゼルス郊外のロナルド・レーガン大統領図書館でマッカーシー米下院議長(共和党)をはじめとした超党派議員団と会談した。

(ロサンゼルス中央社)蔡英文(さいえいぶん)総統が米西部時間5日午前(台湾時間6日未明)、米ロサンゼルス郊外のロナルド・レーガン大統領図書館でマッカーシー米下院議長(共和党)をはじめとした超党派議員団と会談した。蔡氏は会談後、談話を発表し「孤立されておらず孤独でもないことを台湾の人々に分かってもらった」と議員らの会談出席と台湾への固い支持に感謝を示した。
蔡氏は会談で「平和を守るには自分を強くしておかなければならない」とするレーガン氏の信念にも触れ、平和的な現状の維持への決意を改めて強調した。
1979年の中華民国(台湾)米国断交以来、総統が米下院議長と会うのは3度目で、米本土での会談は初めて。蔡氏は昨年8月にも当時のペロシ下院議長(民主党)と台北市の総統府で会談した。
蔡氏が中米2カ国歴訪の復路でロサンゼルスに立ち寄ったのは米西部時間4日夜(台湾時間5日午後)。同地に3日滞在した後、台湾時間7日に帰国する予定。
(温貴香/編集:羅友辰)