注目ポイント
台湾んの国防部は4日、3日午前6時から4日午前6時までに中国の軍用機延べ20機が台湾海峡周辺を飛行しているのを確認し、うち9機が台湾海峡の暗黙のラインである中間線を台湾側に越えたり、台湾南西の防空識別圏(ADIZ)に進入したりしたと発表した。

(台北中央社)国防部(国防省)は4日、3日午前6時から4日午前6時までに中国の軍用機延べ20機が台湾海峡周辺を飛行しているのを確認し、うち9機が台湾海峡の暗黙のラインである中間線を台湾側に越えたり、台湾南西の防空識別圏(ADIZ)に進入したりしたと発表した。また中国の軍艦3隻も台湾海峡周辺で活動を続けていたと明らかにした。
空軍の発表によれば、中間線を越えるか、防空識別圏に進入したのは、無人機「BZK005」1機、戦闘機「殲16」延べ7機、対潜哨戒機「運8」1機。
同部は航空機や艦船、沿岸部に設置しているミサイルシステムなどで厳密な監視と対応を行っていると説明した。
蔡英文(さいえいぶん)総統は先月29日から中米のグアテマラとベリーズ訪問のために外遊中で、米西部時間5日には経由地の米ロサンゼルスでマッカーシー米下院議長(共和党)と会談する予定。
(黄雅詩/編集:齊藤啓介)