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ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の大会ベストナインに当たる「オールWBCチーム」が22日発表され、台湾からは一塁手で張育成(レッドソックス)が選ばれた。

(台北中央社)ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の大会ベストナインに当たる「オールWBCチーム」が22日発表され、台湾からは一塁手で張育成(レッドソックス)が選ばれた。
2006年の第1回大会から5大会連続で出場した台湾だが、選手のベストナイン選出が初めて。今回オールWBCチームに名を連ねた11人のうち、1次ラウンドで敗退したチームに所属するのは張のみだ。
張は今大会で1次ラウンドA組の全4試合に「4番・一塁」で先発出場。チーム最多の2本塁打、8打点をマークしたほか4割3分8厘の高打率を残した。10日イタリア戦での同点2ランなど、好打を放つと敬礼のポーズを取り球場を沸かせた。
勝負強い打撃で1次ラウンドA組の最優秀選手(MVP)にも輝いた。台湾人選手の同ラウンドMVP受賞は13年第3回大会の陽岱鋼(当時日本ハム)以来10年ぶり2人目。
(編集:羅友辰)