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チェコのマルケタ・ペカロワ・アダモワ下院議長が25日、160人超の訪問団を率いて来台する。29日までの滞在期間中、蔡英文(さいえいぶん)総統らと会談する他、立法院(国会)での演説も予定されている。外交部(外務省)が21日発表した。

(台北中央社)チェコのマルケタ・ペカロワ・アダモワ下院議長が25日、160人超の訪問団を率いて来台する。29日までの滞在期間中、蔡英文(さいえいぶん)総統らと会談する他、立法院(国会)での演説も予定されている。外交部(外務省)が21日発表した。
同部の劉拓欧州司副司長によれば、チェコ議会トップの台湾訪問は2020年8月のミロシュ・ビストルチル上院議長に続くもので、双方が代表機関を相互設置した1990年代後以降で最大規模の訪問団になるという。メンバーには国会議員や各省庁の官僚の他、メディアや企業、大学、研究機関の関係者も含まれる。
双方の企業が互いの市場に進出できるよう、同部はまた経済部(経済省)と台湾貿易センター(中華民国対外貿易発展協会、TAITRA)と協力し、台湾とチェコの企業同士が商談などを行うB2Bイベントや投資説明会などを取り計らう。
アダモワ氏は訪台期間中、チェコと台湾の経済協力に関する会議にも出席し、各分野における双方の協力に関する覚書の調印に立ち会うという。
(黄雅詩/編集:荘麗玲)