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総統府は21日、蔡英文(さいえいぶん)総統が29日から10日間の日程で、中華民国(台湾)と外交関係を有するグアテマラとベリーズの中米2カ国を歴訪すると発表した。

(台北中央社)総統府は21日、蔡英文(さいえいぶん)総統が29日から10日間の日程で、中華民国(台湾)と外交関係を有するグアテマラとベリーズの中米2カ国を歴訪すると発表した。往路では米ニューヨークを、復路では米ロサンゼルスを経由する。蔡総統が外国を訪問するのは新型コロナウイルス流行後で初めて。
29日に台湾を出発し、ニューヨークに立ち寄った後、来月1日にグアテマラを訪問。同3日にベリーズを訪れる。同5日に経由地のロサンゼルスに到着し、同7日に台湾に戻る。
総統府によれば、グアテマラのジャマテイ大統領やベリーズのブリセニョ首相と会談する他、ベリーズ国民議会での演説も予定されている。「民主主義の深化」と「共栄、発展」の2つを目標に掲げ、協力関係の強化を図る。
外遊には林佳龍(りんかりゅう)総統府秘書長や呉釗燮(ごしょうしょう)外交部長(外相)、僑務委員会の徐佳青(じょかせい)委員長(閣僚)らも同行する蔡総統の外遊は2019年7月のカリブ海4カ国歴訪以来。
(葉素萍、温貴香/編集:名切千絵)