注目ポイント
与党・民進党の鍾佳浜、郭国文両立法委員(国会議員)らは17日、台北市の立法院(国会)で半導体や新エネルギ−に関する超党派議員連盟「台湾半導体戦略国会議員連盟」と「台湾与亜太国会新能源推動連盟」を発足させた。関係者は、今後の日本との科学技術交流に意欲を示した。

(台北中央社)与党・民進党の鍾佳浜、郭国文両立法委員(国会議員)らは17日、台北市の立法院(国会)で半導体や新エネルギ−に関する超党派議員連盟「台湾半導体戦略国会議員連盟」と「台湾与亜太国会新能源推動連盟」を発足させた。関係者は、今後の日本との科学技術交流に意欲を示した。
鍾氏は、日本は台湾の半導体技術を必要としていると指摘。台湾も世界をリードする日本の技術で相互交流を図り、半導体以外の科学技術を強化・補強し、日本とウィンウィンの協力をすべきだと語った。
水素エネルギーについては世界で次のステージの新エネルギーとして注目されているとし、日本の技術は成熟し、世界をリードしていると強調。水素エネルギーの商業化は核融合よりも早いとした上で、エネルギーを輸入に頼る台湾にとって、水素エネルギーは日本から学ぶべき協力事業だと述べた。
また台湾と日本の国会議員による交流プラットフォームの構築をきっかけに、双方の科学技術協力の互恵関係を促し、台湾の新エネルギーの商業発展を加速させ、早期に世界進出させると意気込みを語った。
(林敬殷/編集:齊藤啓介)