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画家の奈良美智さんが台湾のために描いた作品「Hazy Humid Day」が来月1日から10年にわたり、台湾で巡回展示されることが分かった。

(台北中央社)画家の奈良美智さんが台湾のために描いた作品「Hazy Humid Day」が来月1日から10年にわたり、台湾で巡回展示されることが分かった。台湾の非政府組織(NGO)中華文化総会が7日、発表した。
同作は2021年3月に台北を皮切りに始まった奈良さんの個展に合わせて制作された。奈良さんはこれまでに台湾に何度も足を運んでおり、その際に抱いたイメージから、10日間で同作を完成させた。台湾での個展は約1年をかけて台北、南部・高雄市、台南市を巡り、24万人を動員した。同作はその後、中国・上海で展示された。
同作の台湾での巡回展示は来月1日、高雄市の内惟芸術センターで開幕する。文化総会や高雄市政府、Yoshitomo Nara Foundationが主催する。8月31日まで。入場は無料。文化総会はフェイスブックで「台湾のために生み出された絵画をより多くの人に見てもらえれば」と来場を呼び掛けた。
(王宝児/編集:名切千絵)