注目ポイント
ラジオDJの竹内将子さんの連載、今回はユニークなデザインが多い台湾の交通系ICカードがテーマです。竹内さんが「キケン」だという理由は?
「キケン」といっても危ないわけではないのです(笑)。悠遊卡(EASYCARD)、愛金卡(icash)、一卡通(iPASS)などの名前。台湾好きの方ならおなじみですが、日本で例えるならSuicaやPASMOなどの交通系ICカードのことです。

これは悠遊卡のキャラクターのBeBe。誕生日は8月8日、好きな食べ物は八寶粥なんだそう。可愛い!
今回、記事を書く前に、これまで購入してきた交通カードを取り出して数えてみたんですが……結果、途中で諦めるの巻(笑)。

「一枚あれば充分なんじゃない?」はい、そうなんです、本当に充分なんです。でも……台湾旅のお供に、とっておきのお気に入りの交通系ICカードを使ってみると、旅がもっと楽しくなると思うのです(笑)。
私のお気に入りのひとつが、コンビニなどで気軽に買えるビールのお供的な存在「北海鱈魚香絲」の悠遊卡!

本当に使えるのか?実際に台北のMRT(地下鉄)で使ってみたよ。
まずはチャージ。チャージが完了したところで実際に改札を通ってみた。無事に通過(笑)。一安心!
この「北海鱈魚香絲」のように、台湾にはカード型じゃない立体型の交通系ICカードも沢山あるんです。どんなタイプのものがあるのかというと……

「台湾のヴィトン(笑)」とも呼ばれている漁師網バッグ。コンビニに行くとついつい買ってしまうお茶の茶裏王。大同電鍋だったり、台鐵便當、蘋果西打(アップルサイダー)、お菓子のシリーズ、カップ麺やピンク色のfood panda、いつか乗ってみたいと思っている台湾の航空会社「STARLUX」などさまざま。ユニークなところでは、コロナ禍に発売された「消毒液とマスク」のセットも!

世の中の動きを即座に察知し、交通系ICカードにしてしまう。こういうところが台湾らしいというのか、本当にユニークだなといつも思ってしまうのです。
1月に台北に行った時に、現地に住む友人たちが、私のカードを見て「へー!こんなのあるんだね、これ本当に食べられるの?」と本気で聞いてきて、私の悠遊卡を楽しそうに撮影していた。現地の人でも立体型の交通系ICカードの存在は意外と知られていないようです。
もちろん、カードタイプもいろいろあって、台湾本島をかたどったものや鉄窓花、キャラクターものなど、ついついコレクションしたくなります。先日、「SLAM DUNK」のカード型悠遊卡の発売日には朝から大行列になり、あっという間に完売したというニュースもありました。
