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中華民国(台湾)と外交関係を持つアフリカ南部・エスワティニのクレオパ・ドラミニ首相らが5日、台湾入りした。6日には蔡英文(さいえいぶん)総統と総統府(台北市)で会談する。

(台北、桃園空港中央社)中華民国(台湾)と外交関係を持つアフリカ南部・エスワティニのクレオパ・ドラミニ首相らが5日、台湾入りした。6日には蔡英文(さいえいぶん)総統と総統府(台北市)で会談する。
総統府のKolas Yotaka(グラス・ユタカ)報道官は5日、報道資料で「心からの歓迎」を表明。ドラミニ首相の訪台は就任後初だとした上で、昨年10月に国王ムスワティ3世が台湾を訪れたばかりであることや、ドラミニ首相に複数の閣僚が同行していることに触れ、「両国間の友情に対するエスワティニの重視を十分に示している」との考えを示した。
また、エスワティニは台湾における重要なパートナーだとし、今回の対面での交流を通じて両国間の協力を引き続き深化させ、外交関係をより強固なものにできればとコメントした。

ドラミニ首相は5日午後、桃園国際空港に到着。中華民国政府の招待に感謝を述べた。
ドラミニ首相は5日間滞在する。期間中、エスワティニに拠点を設けている台湾企業や新竹サイエンスパーク(新竹科学園区)などへの訪問も予定されている。
(葉素萍、呉睿騏/編集:楊千慧)
影片來源:CNA 北部地方組