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台湾ホラー映画「呪詛」(咒)の特別上映が先月28日、東京都内で開かれた。訪日したケビン・コー(柯孟融)監督は1日、アクションゲーム「メタルギア」シリーズの生みの親であるゲームデザイナー、小島秀夫さんのスタジオを訪ね、交流を楽しんだ。

(台北中央社)台湾ホラー映画「呪詛」(咒)の特別上映が先月28日、東京都内で開かれた。訪日したケビン・コー(柯孟融)監督は1日、アクションゲーム「メタルギア」シリーズの生みの親であるゲームデザイナー、小島秀夫さんのスタジオを訪ね、交流を楽しんだ。
同作は昨年7月に動画配信サービス「ネットフリックス」で全世界への配信が始まった。日本でも注目を浴び、好評を得た。特別上映はファンを招いて行われ、漫画家の松本光司さんも駆け付けた。
コー監督は上映翌日の1日、小島さんの招きでゲーム開発スタジオ「コジマプロダクション」を訪問。顔のスキャンを体験した。開発中のゲーム「DEATH STRANDING 2(仮題)」に登場するちょっとしたキャラクターに仕上げられる予定だという。
コー監督によれば、すでに新作の青写真は出来上がっており、国際共同製作に向けて努力しているという。コー監督に同行した脚本家のチャン・ジャウェイ(張喆崴)さんは、もし日本と共同製作することになれば、最大の課題は日本の観客の好みをつかむことだとし、「日本の観客が好みそうな要素を基に改めて考え、共感を呼び、一撃で刺さる新たな題材を抽出していく必要がある」と話した。
(王心妤/編集:名切千絵)
