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南部・台南市にある成功大学は17日、筑波大学とオンライン国際教育プラットフォーム「Japan Virtual Campus」(JV-Campus)への協力に関する文書に調印した。

(台南中央社)南部・台南市にある成功大学は17日、筑波大学とオンライン国際教育プラットフォーム「Japan Virtual Campus」(JV-Campus)への協力に関する文書に調印した。成功大は今後、同プラットフォームを通じて世界各地のユーザーに講義などを発信し、科学知識の影響力を広めていく。
JV-Campusは筑波大が文部科学省の構想に基づいて開発した。成功大の報道資料によれば、現在日本国内の45大学・機関が参加しており、新型コロナウイルス後のニューノーマルを見据えてボーダレスな教育環境の構築を目指す。
調印式に臨んだ筑波大の永田恭介学長は、成功大は同プラットフォームに参加する初めての海外の大学だと指摘。提携により、両校が関係を強化し、より多くの分野で研究を進められるよう期待を寄せた。成功大の沈孟儒学長はJV-Campusに加わることができて光栄だと述べ、学生に大きく寄与するとの考えを示した。
両校は国際交流協定を結んでおり、過去5年で両校の学者が共同で発表した論文数は128本に達し、主に物理学や天文学関連だという。
(張栄祥/編集:荘麗玲)