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南部・高雄市の高雄流行音楽センターは高速通信規格「5G」を活用したバーチャルコンサートの開催を通じ、バーチャルアイドルの普及に乗り出している。同センターの丁度嵐代理執行長(CEO)は16日、年末に開催予定のイベントに日本のバーチャルアイドル1組を招きたい考えを示した。

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(高雄中央社)南部・高雄市の高雄流行音楽センターは高速通信規格「5G」を活用したバーチャルコンサートの開催を通じ、バーチャルアイドルの普及に乗り出している。同センターの丁度嵐代理執行長(CEO)は16日、年末に開催予定のイベントに日本のバーチャルアイドル1組を招きたい考えを示した。
通信大手、中華テレコム(中華電信)の協力を得て、専用のネットワーク「プライベート5G」を構築し、その応用を推進している同センター。昨年11月には、歌手のグーグー(鼓鼓)やヒップホップグループ、ツァオトゥンボーイズ(草屯囝仔)ら現実のアーティストと、バーチャルアーティストの「軽軌少女隊」や「AMOW」(アマオ)らが共演するイベント「V Future Party」(高流未來趴)を開催した。現実とバーチャルを融合させたライブイベントとしては台湾最大規模。同センターによれば、チケット3000枚余りが売れ、観客の多くは高校生だったという。
(蘇思云/編集:名切千絵)