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大地震の発生で大きな被害を受けたトルコ南東部アドゥヤマンで捜索救助活動に当たっていた台湾の救助隊が台湾時間12日夕、任務を終了した。内政部(内務省)消防署によれば、救助隊は15日午後に台湾に到着する見通し。

(台北中央社)大地震の発生で大きな被害を受けたトルコ南東部アドゥヤマンで捜索救助活動に当たっていた台湾の救助隊が台湾時間12日夕、任務を終了した。内政部(内務省)消防署によれば、救助隊は15日午後に台湾に到着する見通し。
台湾は地震発生後、隊員130人と救助犬5頭からなる救助隊を2陣に分けてトルコに派遣。救助隊は8日から順次、アドゥヤマンで捜索に携わった。
帰国に伴い、一部機材や装備は被災地に寄贈した。
トルコ政府に寄贈する緊急援助物資17.6トンを載せて出発したエバー(長栄)航空機(写真=外交部提供)
救助隊を帰国させるため、エバー(長栄)航空の専用機が13日午前10時半、イスタンブールに向けて桃園国際空港を出発した。専用機にはトルコ政府に寄贈する緊急援助物資17.6トンが積み込まれた。物資は台湾の人々から集められた。
隊員らは13日午前2時40分、イスタンブールに到着した。現地のホテルで休息を取り、14日夜に帰国の途に就く予定。
救助犬にはビジネスクラスの座席が用意される。
(黄麗芸、陳俊華/編集:名切千絵)