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台北市の士林官邸公園で9日、チューリップ展の開会式が行われた。亜熱帯の台北で20種類のチューリップが咲き誇り、富山県砺波市によって提供された球根から開花したものもある。

(台北中央社)台北市の士林官邸公園で9日、チューリップ展の開会式が行われた。亜熱帯の台北で20種類のチューリップが咲き誇り、富山県砺波市によって提供された球根から開花したものもある。
あいさつに立った蒋万安(しょうばんあん)台北市長は、温帯の花であるチューリップを台湾で咲かせるため、市はさまざまな困難を克服したと言及。式典には夏野修砺波市長が駆け付け、同市の支援によって今年のイベントに特別な意義が与えられたと感謝を述べた。
園内には日本の絵馬をイメージした装飾が設置された他、同イベントにはオランダも協力していることから、風車の模型も飾られた。週末には楽器演奏や青空市も予定されている。
蒋市長は、台北市で開催中の台湾ランタンフェスティバル(台湾灯会)の一部作品が同園に近い文化施設「台北パフォーミングアーツセンター」(台北表演芸術中心)でも展示されると紹介。花と共にランタンや士林夜市の美食も楽しんでほしいと来訪を呼び掛けた。
(編集:楊千慧)