開票日カウントダウン

選挙ページへ

2023-02-04 観光

船でしか行けない本物の非日常!  湖上にたたずむ秘境の温泉宿 「大牧温泉観光旅館」【コラム:おんせん! オンセン! 温泉!】

注目ポイント

今回は、秘境の一軒宿、富山県の「庄川温泉郷大牧温泉 大牧温泉観光旅館」をご紹介します。

泉質は、ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉。泉質の通り、複雑なミネラルの構成になっている温泉は、ツルツルスベスベしながらキシキシ感もある深い肌触り。無色透明なお湯には白い湯の花がゆらゆらと舞い、さわやかで甘い硫黄の香りが温泉情緒を高めてくれます。舐(な)めると、ほんのり甘塩玉子味でおいしいです。源泉が58度と高温のため加水こそしていますが、循環はしない「掛け流し」の湯づかいがうれしいところ。お湯の鮮度も良好です。

夕食一例炊き込みご飯とお吸い物

夕食は、富山の海の幸、山の幸をふんだんに使った会席料理。この日のメニューは、豚肉と鱈(タラ)の鍋、刺身、天ぷら、白エビのつみれ、カニ、焼きブリ、炊き込みご飯などが食卓を彩りました。富山県内の地酒やワインもラインアップされているので、料理とともに富山の味を堪能することができます。

体が芯まで冷え切るこの季節。温泉に入って、じっくりと温まりたいものです。秘境の一軒宿で過ごす時間は、大自然の非日常を堪能でき、心身ともにほっこりできるでしょう。「船でしか行けない」少し不便なアクセスが、その旅情を高めてくれるのではないでしょうか。

【大牧温泉 大牧温泉観光旅館】
住所 富山県南砺市利賀村大牧44
電話番号 0763-82-0363
URL https://www.oomaki.jp/

【泉質】
ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉(低張性 弱アルカリ性 高温泉)/泉温57.6度/pH:7.90/湧出状況:不明/湧出量:不明/加水:あり/加温:なし/循環:なし/消毒:なし ◆掛け流し

【筆者略歴】
小松 歩(こまつ あゆむ) 東京生まれ。温泉ソムリエ(マスター★)、温泉入浴指導員、温泉観光実践士。交通事故の後遺症のリハビリで湯治を体験し、温泉に目覚める(知床での車中、ヒグマに衝突し頚椎骨折)。現在、総入湯数は2,400以上。好きな温泉は草津温泉、古遠部温泉(青森県)。
https://note.com/ayumukomatsu13/

あわせて読みたい