2023-02-01 政治・国際

中国軍機が中間線越え 台湾海峡周辺で34機を確認

注目ポイント

国防部(国防省)は1日、同日午前6時までの24時間に中国人民解放軍の軍用機延べ34機と艦船延べ9隻が台湾海峡周辺で活動しているのを確認したと発表した。このうち軍用機20機が台湾海峡の中間線を越えるか、台湾南西の防空識別圏(ADIZ)に進入するかした。

国防部ウェブサイトから

(台北中央社)国防部(国防省)は1日、同日午前6時までの24時間に中国人民解放軍の軍用機延べ34機と艦船延べ9隻が台湾海峡周辺で活動しているのを確認したと発表した。このうち軍用機20機が台湾海峡の中間線を越えるか、台湾南西の防空識別圏(ADIZ)に進入するかした。

空軍が発表した資料によれば、中間線を越えたり、ADIZに進入したりしたのは、戦闘機「スホイ30」2機や「殲11」2機、「殲10」4機、「殲16」6機、無人機「BZK-005」1機、「BZK-007」1機、「運8」電子妨害機1機、「運8」対潜哨戒機1機、「運8」電子偵察機2機。

国防部は上空や海上を監視中だった軍用機や軍艦、沿岸防衛巡航ミサイルで対処したとしている。

(游凱翔/編集:名切千絵)

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