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北部・桃園市の張善政(ちょうぜんせい)市長は先月31日、訪台した宮崎県の河野俊嗣知事と面会し、観光や教育面でのさらなる活発な交流に期待を示した。

(桃園中央社)北部・桃園市の張善政(ちょうぜんせい)市長は先月31日、訪台した宮崎県の河野俊嗣知事と面会し、観光や教育面でのさらなる活発な交流に期待を示した。
張氏は桃園市と宮崎県が2017年に友好交流協定を締結して以降、双方は10回以上相互訪問しているとした他、多くの共通点があると強い結び付きを強調した。
また今後は張氏自ら市の関係者を率いて宮崎県を訪問し、友情をさらに深めたいと意欲を見せた。
河野氏は新型コロナウイルスの影響で3年2カ月の間海外訪問がなかったと指摘。コロナ前最後の訪問先も台湾だったことに触れ、台湾重視の姿勢を示した上で、宮崎には台湾の旅行者を引き付ける特色があるとアピール。さらに多くの人々に相互訪問してもらい、日台の友好関係をより深めるために、桃園と宮崎を結ぶ直行便を早期に再開させたいとする考えを示した。
同市政府観光旅遊局の周柏吟局長は市内の石門ダムでトライアスロンや自転車の大会が開かれるとし、日本をはじめとする世界からの参加を呼びかけた。
(葉臻/編集:齊藤啓介)