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本の見本市「台北国際ブックフェア」(台北国際書展)が31日、台北市内で開幕した。

(台北中央社)本の見本市「台北国際ブックフェア」(台北国際書展)が31日、台北市内で開幕した。あいさつに立った蔡英文(さいえいぶん)総統は、ブックフェアについて「各分野の知識が集まった宇宙」だとし、「台湾が各国の文化と交流する重要な基地でもある」と語った。
蔡総統は、新型コロナウイルスの水際対策が緩和されたことで今年は32カ国から200人余りの出版業界関係者や作家が参加していることに言及。開催期間中のイベントが盛り上がりを見せることに期待を寄せた。
今年のテーマ国であるポーランドについては、「台湾と民主主義や自由などの価値観を共有する国で、近年は交流が深まっている」とし、互いの歴史や文学について理解を深め、関係をより緊密にできればと話した。
同イベントは台北世界貿易センター1館で2月5日まで。
(邱祖胤/編集:楊千慧)