注目ポイント
北部・苗栗県にある廟(びょう)、白沙屯拱天宮の媽祖巡礼が来月中旬から下旬にかけて行われる。みこしに乗せられた媽祖に付いて歩く巡礼ツアーへの参加を申し込んだ人は27日午前時点で8万3千人以上に達しているという。

(苗栗中央社)北部・苗栗県にある廟(びょう)、白沙屯拱天宮の媽祖巡礼が来月中旬から下旬にかけて行われる。みこしに乗せられた媽祖に付いて歩く巡礼ツアーへの参加を申し込んだ人は27日午前時点で8万3千人以上に達しているという。
媽祖は航海の守護神。直線距離で約110キロ離れた中部・雲林県北港朝天宮を目指す巡礼は2月12日に出発し、同20日に帰還する予定。
拱天宮管理委員会の陳春発総幹事によると、昨年は8日間の日程で9万人以上が参加。朝天宮では参加者の名前が書かれた「吉祥文疏」と呼ばれる紙を炉で燃やし、媽祖の加護があることを祈るという。
参加の申し込みは拱天宮に直接出向く必要がある。これまでに何度も参加しているという張さんはこの日、旧正月の連休を利用して来訪。新年のお参りもでき、価値と意義がより一層深まったと語った。
(管瑞平/編集:齊藤啓介)