注目ポイント
漫画やアニメの祭典「台北国際コミック・アニメフェスティバル」(台北国際動漫節)が27日、台湾・台北市の南港展覧館1号館で始まった。主催する社団法人中華動漫出版同業協進会によると、この日は約9万5千人が入場したという。
台北コミック・アニメフェス開幕 初日には9万5千人が入場/台湾
(台北中央社)漫画やアニメの祭典「台北国際コミック・アニメフェスティバル」(台北国際動漫節)が27日、北部・台北市の南港展覧館1号館で始まった。主催する社団法人中華動漫出版同業協進会によると、この日は約9万5千人が入場したという。
今年で11回目となった同フェスには、95の会社や団体が520ブースを出展。31日まで開催される。初日早朝には寒波が襲来する中、多くの市民が午前10時の開場を待ちわびた。
寒波が襲来する中、開場を待ちわびる人たち
同日午後には日本のアニメ制作会社、ウィットスタジオの浅野恭司さんと中武哲也さんを招いた座談会が開かれ、人気アニメ「SPY×FAMILY」の制作秘話が明かされた。
人気アニメ「SPY×FAMILY」の制作秘話を明かすウィットスタジオの浅野恭司さん(左)と中武哲也さん
同協進会の高世椿秘書長は、昨年初日の入場者数は約8万2千人だったとし、新型コロナウイルスの感染状況が落ち着いたことや海外勢が約3年ぶりに参加したこともあり、新型コロナ禍での自粛の反動による「リベンジ消費」が見られたと語った。
また午後4時を過ぎても多くの人が入場して商品を購入したことに触れ「われわれの予想外だった」と指摘。旧正月(今年は22日)を挟む連休で購買意欲が高まったとの見方を示し、中部や南部から来訪した人もいたと述べた。
同協進会では5日間の会期中、45万人の入場を見込んでいる。
(王宝児/編集:齊藤啓介)
コスプレ姿で来場する人も