注目ポイント
昨年末に襲来した寒波の影響を受け、中部・台中市の景勝地、武陵農場でカワヅザクラが例年より早く開花し、一足先に行楽客の目を楽しませている。

(台中中央社)昨年末に襲来した寒波の影響を受け、中部・台中市の景勝地、武陵農場でカワヅザクラが例年より早く開花し、一足先に行楽客の目を楽しませている。
同農場にはカンヒザクラやカワヅザクラなどが植えられており、花見の名所として知られ、満開のサクラを一目見ようと、毎年大勢の人が足を運ぶ。今年は来月7日から同28日にかけて見頃を迎えると予測されている。
メディアの取材に応じた同農場の胡発韜副農場長は、カワヅザクラは毎年春節(旧正月、今年は1月22日)前に咲き誇るが、今年は例年より10日~14日も早まったとし、淡い香りが漂っていると語った。
毎年花見に武陵農場を訪れているという行楽客は、カワヅザクラを見たのは初めてだと予想外のサプライズを喜んだ。
胡副農場長によれば、今のところ、カンヒザクラは2割程度開花している。今月末には6~7割が花開く見通しで、春節連休に訪れれば2種類のサクラを同時に楽しめるという。
(趙麗妍/編集:荘麗玲)